皇族バッシング 21-01(1)

真子内親王の結婚についてのバッシングが続いている。 バッシングする人たちの気持ちも、わからなくはない。少なくとも 報道を見る限りにおいては、相手の小室圭という人には私も好感を 持てないし、擁護する人もほとんどいないようである。 しかし、である。恋愛も結婚も、お互いが好いて好かれてするもの である。皇族たちも一人の人間であることを考えると、まわりの人 間、それも一度も会ったことのない一般人たちが、「結婚やめろ!」 「別れろ!」と声高に叫ぶのはどうなのか。 皇族の人たちは、国民の家畜でもペットでも、人形でもないのであ る。一般人とは違った宿命を負わされているとはいえ、人格を持っ た一個人であることを、認めるべきであろう。 「あんな男が将来の天皇の義兄でいいのか!」と言う人がいるが、 「だから何だ」と私は言いたい。まわりがしっかりしていれば何の 問題もない。たとえ彼が自分の立場を利用して利益誘導しようとし ても、「形の上では親族でも、あんた自身は皇族じゃないだろ」で 終了だ。(私が思うに、あの二人が結婚したとしても結局は別れる という可能性も十分あると思う。その場合の法的整備が不十分なよ うなので、それはぜひとも結婚前に整備してほしい。実家に帰る→ 皇族復帰で私はいいと思うが。) 「皇族に人権はない!」そんな風に言う人がいる。もしもそんな人 たちが世の中に大勢いるのであれば、悠仁親王の結婚相手選びは難 航をきわめるだろう。誰が自由や人権を…

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2020米大統領選挙(4)

次期アメリカ大統領が、ようやっと決まったようだ。 再選がはたせなかったトランプは、最後まで潔さがなかった。 (アメリカも日本と変わらんな) 前にも書いたが、一部に熱狂的な支持者がいても、一部で徹底嫌悪 されるような人間は、トップになってはいけないと私は思う。 トランプをみていて、何年か前に安倍総理が、ヤジをとばした聴衆 に向かって「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と言った のを思い出した。 総理たるもの、自分を支持するしないにかかわらず、国民すべてに 奉仕すべき存在なのではないのか。ヤジった人間も同じ国民なんだ ぞ。自分を批判する人間は国民じゃなくて敵だとでも言うのか。 トランプを崇拝する人もいれば、蛇蝎のごとく嫌う人もいる。それ って、一部の人だけ優遇して、一部の人は冷遇しているということ なんじゃないのか。 私は決してバイデンを支持するわけではないが、まがりなりにも、 「協調」を主張する人間の方が、トランプなどよりはるかにましだ と思っている。 おそらくこの先、トランプの支持者らに足を引っ張られて、大した 実績を残せずに終わるような気がするが、それであってもトランプ が続くよりは間違いなくよかったと思っている。

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このブログをご覧になっているすべての皆様へ   2021

新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 昨年は、私などが言うまでもなく、コロナに始まりコロナに終わった一 年でした。やれ検温だリモートだ感染対策だ、マスクつけろ三密防げと 仕事でも私生活でも我慢ばかりの毎日でした。「不自由なのは自分だけ じゃない」「相手がウイルスでは誰も責められない」そればかりを自分 に言いきかせて堪えてきました。 ウイルスの猛威が日増しに増えてくる中、ワクチンやその他の有効な手 段の開発に、希望をつなぐしかありません。 どのような一年になるかわかりませんが、皆さんにとっても良い年であ りますように。

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今年の大ブーム(1)

今年の(漫画界の、という形容詞ぬきで五指に入る)大ヒット作、言わ ずとしれた「鬼滅の刃」である。 オッサンと呼ばれる年になって久しい今でもマンガを読みあさっている 私だったが、この作品はノーマークだった。まずはアニメ版を何話か観 てみた。 なるほど面白い。設定もストーリーも私の好みだ。絵柄は愛嬌があって コメディの方が合うかなとも思ったが、少なくとも悪い感じはしなかっ た。 しかし、熱烈ファンにケンカを売るつもりはさらさらないのだが、私の ような年季の入ったマンガファンには、「ここまで大ヒットする作品か ?」と思えてならないのだ。 さっきも言ったがこの作品は面白いし出来もいい。アニメ版しか観てい ないが、「テレビアニメとは思えないクオリティ」と言われるのもうな ずける。原作の方もきっと、ジャンプの看板の一つなのだろう。 しかし(逆接が多いな)、並みいるライバルたちをけちらして引き離す ほど(頭一つ二つは抜けているかもしれないが)の圧倒的強さを持つ作 品か、と言われると違うと思う。他の作品にはない際立った個性がある かと言われるとそれもない。それでいて「社会現象」?「邦画配収NO.1 が時間の問題」?何かおかしくないか。 この作品が大ブームになって、評論家やライター諸氏がいろいろ書いて いる。いずれもこの作品の何がすばらしいか、何が他と違うのかを指摘 している。だけど、私にはそのほとんどがピンとこなかった。 「残酷描写を逃げ…

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マンガやアニメのリアリティ 20-12(1)

「風の谷のナウシカ」は、テレビで数回観た。最初に観たのは、上映から 2、3年後だったか。今から30年以上前になるのか。 言わずと知れた、宮崎駿の名を一大メジャーに押し上げた作品である。観 るたびに、その出来の良さに感心させられた。細部までていねいに作られ ていて、物語も映像も見事としか言いようがなかった。 だけど、俗人である私は、ほんの些細なところが気になって仕方がなかっ た。(全体の出来が良いから、なおさらそうなのかも知れないが) ヒロインのナウシカは、虫がいじめられているのを見て涙ぐむくせに、自 分の父親が死んだときは涙一つ見せなかった。「なんて可愛げのねえ娘だ !」私は、彼女がどうしても好きになれなかった。 虫を愛するが故に、自分と同じ人間と戦わざるを得なかった姫。 似たようなヒロインに、実写映画「愛は霧のかなたに」のダイアンがいる。 庭の木に毛虫を見つければ、枝ごと切り取って焼き払うような私は、きっ とナウシカとは友達になれないのだろうな。 彼女が現代の現実世界に生まれたらどうなっていただろうか。 グレタ・トゥーンベリ嬢みたくなっちゃっていたかな。それとも案外、ご く普通のきゃぴきゃぴ(死語か?)ティーン少女になっていたかな。 雑誌マンガ「巨蟲列島」のヒロイン・ナツミちゃんなど、ナウシカの現代 版と言ってもいいかもしれない。(しかし彼女はナウシカとは別の意味で リアリティないよね。こんな女子高生どこ探してもいないよ。せめ…

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2020米大統領選挙(3)

アメリカ各地で、「不正をはたらいたバイデンを大統領としては認め ない!」とデモなどで気勢を上げている人たちが大勢いる。 本当に不正があったのか、あったとしてどの程度だったのかはさてお いて、おそらく「トランプはもうごめんだ!」と言う人も相当数いる はずだ。 こんなふたりのどちらかにするというのは、どちらにしてもアメリカ にとって不幸なことにしかならないのじゃないか?

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2020日本シリーズ

ソフトバンク対巨人の日本シリーズが始まり、第二戦まで終了した。 現状は、ソフトバンクの二勝であり、スコアだけをみれば圧勝である。 しかし、ネット上に流れる「巨人弱すぎ」「もう4-0でソフバンだ ろう」という意見ばかりなのはいかがなものか。 私は巨人ファンではなく、どちらかというと地元チーム楽天のいるパ の代表、ソフトバンクを応援している者だが、2試合ともかなりの運 不運があった。 しかも、リーグ戦の時とは違い、短期決戦は何が起こるかわからない。 一日置いたら、まるで別のチームみたいになっていることだってある のだ。(そもそもが、巨人の潜在能力はこんなものではないはずだ。) 二連敗の次に連勝して日本一になったケースも少なくない。 ほんの4年前の日本ハムにしてもそうだし、2000年の巨人もそう だ。 二試合の結果だけで安直に決めつけるのはよくないと思った。 (バイデンとトランプの戦いをみていて、こちらでも同じことを考え てしまった。)

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2020米大統領選挙(2)

米大統領選挙は、この先どういう展開をするのか。 ネット上の「不正選挙」の情報は、いっこうに収まらない。かといっ て、不正をあばく調査が、大きく進んでいるようにもみえない。 「バイデンの勝ちだ!いさぎよく負けを認めろ!」 「トランプの勝ちだ!いさぎよく不正を認めろ!」 どちらも断言口調で言う人がいるが、何か絶対的な根拠があるのだろ うか。 (声を上げない人も含めて)ほとんどは「様子をみるしかない」とい うところじゃないのか。 「マスゴミは腐敗している!」「信用できない!」 そういう人がネット上にあふれている。確かに、大手マスコミの言う ことを一から十まで信用するのは危険だろう。しかし、希望も込みで はあるのだが、私には、マスコミから良識や正義感が一切なくなって しまったとまでは思えないのだ。 そしてまた、ネット上で「これは大手マスゴミが絶対報道しない内容 だ!」と声高に叫ぶ人たちの言うことも、すべてを無条件では信用で きないだろう。 本当に、組織ぐるみの大掛かりな不正があったとすれば、バイデンは というより、米民主党は壊滅的な打撃を受けるだろう。そしてそれは、 自業自得なことでもある。 これも希望込みではあるが、そこまでひどいものではないと思いたい。 そして、民主党が壊滅してしまうことは、おそらく米共和党にとって も決して良いことではないだろう。なんとなれば、トランプが暴走し た時、外部からブレーキをかける者がいないということ…

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2020米大統領選挙

米大統領選挙が”おおむね”終了した。 バイデン候補が次期大統領になるとの見通しだ。 消極的バイデン候補支持の私(もちろん日本人の私には投票権はない が)にとっては望ましい結果だったはずだが、とても手放しで喜べる 状況にない。 ネット上に氾濫する「不正投票」の情報である。写真や動画を提示し て、信ぴょう性を誇示するものもかなりある。それらすべてが真実と は思えないが、その逆もまた言えるだろう。 このようなことがまかり通れば、民主主義は成立しない。 今騒がれている半分でも、いや十分の一、百分の一であっても、徹底 糾弾すべきだろう。 もちろん、フェイクでこのような騒ぎを起こし、相手に罪をかぶせよ うなどというのは、なおたちが悪い。そういうものがあるならば、そ ちらも徹底糾弾して、同じくらいの罰を与えないと割が合わない。 思うに、このような状況をよびこんだというのは、トランプの政治が 間違っていたということに他ならない。 私に言わせれば、トランプの政治は「アメリカファースト」ではなく 「自分ファースト」「自分への支持者ファースト」だったのだ。崇拝 者さながらの支持する者たちと、蛇蝎のごとく嫌悪する支持しない者 たちとがくっきり分かれているのは、そういうことだからじゃないの か。 民主主義というものは、選挙で勝った側が負けた側に、何でも言うこ とをきかせられるわけではない。王様ゲームなどとは違うのである。 勝った側が政治を担当…

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デザインの変更

あらためて自分のブログを見直してみると、ずいぶんと読みにくいな と感じた。スタート以来7年あまりも続けたスタイルだが、デザイン を変えることにした。 スタート当初はなかった白地主体で、大分読みやすくはなったと思う。 しかし毎回画像ウィンドウが出るとなると、毎回何か「さし絵」を入 れたくなってしまう。(写真だと特定されないよう気を付けないとな) 話題がマンガだったら下手な似顔絵でも描いてみるか。いやいやあま りに下手すぎて「お目汚し」だわな。作者先生もファンもきっと怒る し。

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コロナ禍

いっこうに収束の気配すら見えないコロナ禍については、大勢の人に あちこちで書かれているが、何が正しくて何が間違いなのか、私はも ちろん誰にもわからないのではないか。(あまり悲観的にはなりたく ないが) 自粛勧告に逆らって、K-1の試合が開催されたことに非難の声が多 いが、勧告に従って生活に困窮しても「それは自己責任」と言われた らいったいどうすればいいのか。私は必ずしも試合を強行したK-1 側の肩を持つわけではないが、妥協点を模索した選択として、ありか もしれないと思った。(ただし自分はなるべ く距離をおこうとするだろう) 内定を取り消された学生のニュースが何度も報道されていた。こうい うケースでは、たいてい私は弱い立場である学生の方に味方する立場 をとる。しかし、内定を出したのが秋かそれ以前であるとしたら、企 業側も予想だにしなかった感染症拡大に見舞われて、苦渋の選択をし たのかもしれない。一方的に企業側を叩いてよいものだろうか。 無理やり内定取り消しを無効にさせても、その企業は、遠からず立ち いかなくなるのではないか。どういう業態かわからないが、利益を出 せなければ内定時に約束した給料だって払えないのだ。それが放漫経 営によるものであれば企業側が悪いが、今回のような不可抗力だった らどうなのか。 とりあえずは自分に可能な範囲で、感染防止に注意するしかない。

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どうしてこんなに潔さがないのか(5)

「今回の小中高一斉休校の要請で、小さな子のいる家庭では親が仕事を 休まねばならないとの批判があるが、こんなもの無視してよい」「夏休 みや冬休みに対応できているのであれば、問題ないはずだ」そういう声 があちらこちらで目につく。 それは違うと私は言いたい。 夏休みや冬休みは、子供が学校に行っていれば何年も前からほぼこの時 期だとわかっている。当然、時間をかけて対策を検討できる。突然、そ れも営業日一日で何が検討できるというのか。 それと、子供の世話で仕事を休まざるを得ない人が続出した会社や組織 は、当然業績が落ちるわけだが、政府はそれを自己責任で片付けるつも りだろうか。 黒川検事長の定年延長にしても、普通に報道をみていれば政権側のごま かし・ゴリ押し以外の何物でもないことは小学生でもわかる。なぜこん な政権を擁護する人たちがこれほどたくさんいるのだろう。百歩譲って、 安全保障や経済面で(私はあまり評価していないが)実績があったから と言って、法律にもとる諸策をしてはいかんだろう。その人を支持する ということは、その人の良いこと悪いことすべてを肯定することではな いはずだ。本当の支持者なら、悪いところは悪いと批判すべきなのだ。

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どうしてこんなに潔さがないのか(4)

タイトルを叫びたくなる状況が、エスカレートしている。 ネット上でも雑誌記事でも、野党に対して「桜をみる会なんか追及して いる場合か」「もっと大事な案件があるだろうが」という声が強い。 今の野党に問題なしとは言わないが、それは違うと私は思う。 前にも書いたが、政権側がすべてをオープンにすればあっという間に話 がおわるのだ。何よりも大事なことは、政権側の言い分が「信用できる かどうか」だ。今の段階で言いきることはできないが、政権側の姿勢を みていると、ごまかし・言い逃れをしているとしか思えない。 これがどういう意味を持つか。 「コロナウイルス問題」での政府の言い分も、同じでないと言えるのか。 全てを見渡し、最上段から指示を出す立場である政府の言い分が、信用 できなかったら国民は何を信じればよいのか。 「桜をみる会をめぐる政府の言い分が信用できるから、コロナウイルス 問題についても信用できる」そういう論理なら成り立つが、前者はとも かく後者は信用できるなどとは誰が言えるか。 真実を言えば国民がパニックになる? それはあまりにも国民を信用しなさすぎる。なめていると言ってもいい。 たとえ法的な問題や道義的な問題があったとしても、潔く真実を語った 相手には国民も理解を示すはずだ。(責任の追及はまた別の問題だが)

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ゴーン容疑者日本脱出(3)

この事件を考える上で、もうひとつ大事なことがある。 日本で裁かれようとしていたゴーン容疑者の犯罪が、どれほどのもの かである。 もしも、無罪、あるいは小額の罰金刑程度であったなら、そんな相手 にあれほどの非人道的な扱いをしたのか、ということになる。ゴーン はいっきにヒーローとなり、日本は徹底的に悪として叩かれる。 これが懲役二桁年数にもなる重罪であったなら、話が逆転する。徹底 的に悪として叩かれるのは、ゴーン側であり、匿ったレバノン側であ る。日本は、極悪人に逃げられた被害者となる。 陸山会事件然り、無実の人間にとても正当とは思えない長期間拘束を 平気で行う日本の検察であるから、日本人として残念ではあるが前者 の可能性も小さいとはいえない。 加えて、昨今の裁判も、正当に裁かれたとは思えないような事件が多 すぎるだけに、自分がゴーンであったとしても、実行が可能であれば 逃亡を企てるだろうとは思う。(あくまで可能であればの話、高額の 保釈金をドブに捨てるなど庶民に出来るはずもない) 何にしても、今のままではそれこそ真相が闇の中になるのだが…。 何度も言うが、この事件とは別にして、日本の司法、特に検察の非人 道的なやり口は改めないといけない。断じて、この事件を契機に、よ り非人道的になっていくようなことがあってはならない。 今回の事件は、外国籍の、それも大金持ちだからできたことであって、 非常にレアなケースであると言える。 …

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ゴーン容疑者日本脱出(2)

この事件において、切り分けて考えないといけないのは、  ①日本では、容疑者の人権が軽視された取り調べがある    ②(たとえ①の事実があったとしても)   ゴーン容疑者のとった行動は違法であり、不正である ということである。 今回は、①に我慢ならなくなった容疑者が、②を実行できるだけ の財力と人脈を持っていたということだ。 おそらくほとんどの人間は、①に憤慨しながらも受け入れるしか なかっただろう。何より、現政権に遠い・近い、あるいは官公職 についていて地位が高い・低いで、素人目にも扱いが違うとなれ ば、お世辞にも公正であるとは言えないだろう。 「法の下で平等」であるはずが、ぞんざいに扱われた身になって 考えれば、今回のゴーン容疑者の逃亡に喝采を送りたくなる気持 ちもよくわかる。日本はこの部分を何が何でも是正すべきである。 ただし、それはそれとして…。 ゴーン容疑者の逃亡が②である以上、日本側があらゆる手段をと って身柄引き渡しの実現を図るのは当然のことである。 すでに、ICPOが日本の要請を受けてレバノンに働きかけていると いうから、今後の展開を見ていく必要があるだろう。ここで正義 が実現されないのであれば、レバノンは国際的に孤立し、ゴーン 容疑者もレバノンから一歩も出られない状況に追い込まれるだろ う。 私が何より心配なのは、日本国内における①の是正である。 ただ単に、容疑者の拘束をもっと厳しくするだけになって…

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ゴーン容疑者日本脱出

ゴーン容疑者が、非合法手段で日本を脱出し、今はレバノンにいる という。 マスコミ及び市井の意見の多くはこうだ。 「日本の法にのっとって裁かれようとしていたのに、逃亡など断じ  て許せない」 「日本が舐められている」 「レバノンに対し国交断絶も辞さない態度で臨むべき」 逃亡先でのゴーン容疑者の主張はこうだ。 「不正義、不公平な日本の司法に裁かれたくはない」 少なくとも事実だけをみれば、日本側の主張の方が正しい。 だが、昨今の日本のありさまをみれば、向こうの言い分に何らの理 はないと言い切れるだろうか。 せめて、 モリカケ事件で、籠池夫妻をあれほどまで拘束しなかったら、 同じレベルで安倍夫妻をも取り調べをしていたなら、 伊藤詩織さん事件で、逮捕状をにぎりつぶさずきちんと刑事事件に していたなら、 サクラを見る会の問題で、領収書や名簿を開示した上で問題なしと 主張していたなら、 こんなことにはならなかったかもしれないな。 さらに言うならば、この事件がきっかけで、そう言った部分が改め られていくのならまだよいが、被疑者の拘束が厳しくなる一方なの かもしれないな。

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このブログをご覧になっているすべての皆様へ2020

新年明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 このところ毎年、大きな問題になってはうやむやのままフェードアウト していく事件が続いています。そういうものを見るにつけ、自分だけで なく、この国の将来に絶望に近いものを感じるわけです。 右でも左でも中間でもよいから、せめてまっとうな社会になってほしい と願わずにはいられません。 どのような一年になるかわかりませんが、皆さんにとっても良い年であ りますように。

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どうしてこんなに潔さがないのか(3)

タイトルをそのまま言いたくなる出来事が続いた。 ひとつは「桜を見る会」である。 政府側、擁護する側が言うことには、「こんなこと国会でやることか」 「もっと大事なことが山積みだろう」これは左翼スタンスの私でもある 程度はうなづいてしまうところがあるが、彼らの言っている通り何も問 題がないのであれば、名簿も領収書も金銭の流れも全部オープンにすれ ばよいのである。そうすれば無駄に時間を費やすことなく、あっという まに話が終わる。 「プライバシーがあるから」「企業秘密にかかわることだから」だった ら一般に開示しないことを条件に追及する側に示せばよいのである。 それができないということは、何か問題があるということだと疑われて も仕方があるまい。 「問題があったとしても軽微だ」「何の罪に問えるのか」これらも、オ ープンにして初めて言えることだ。私はこの場で何度も言っているが、 軽微な問題があるならあるで、それをいさぎよく示して、例えば「犯罪 ではないが道義的に問題があった。今後は改める。」と反省の念を述べ れば済むことではないか。あくまで私の推測であるが、少なくとも多く の国民はそういう姿勢に対してそれ以上の追及はしないだろう。野党や 左翼論客がここぞとばかりにたたみかけたら逆に「武士の情けを知らぬ やつ」と批判されるのではないか。 ごまかし、逃げ切り、言い逃れ。そう言われたくないのであれば、身の 証しを立てろと言いたい。 「もっと大…

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東京五輪の会場移転(2)

東京五輪のマラソン・競歩の会場移転が決まった。(もっと四分 五裂するかと思ったが)これ以上の紛糾は誰も得しないと思った のだろうな。 「東京都に追加予算を出させない」「マラソン・競歩以外は移転 させない」を勝ち取ったのなら、東京都側も御の字じゃないか。 まあ選手ファーストを本気で言うなら、もっともっと移転させる べきなのだろうが、それはそれで当事者たち(チケットを買った 客たちも含めて)のデメリットも大きいからな。 今さらな話だが、私は東京五輪の誘致に大反対だった。 親戚知人が 3・11で家を無くし、その中の一人が「陸上競技場に 3000億もかけるのだったら、俺らに少しでも回してくれればいい のに」と言っていた。私も全く同感だった。単純計算でも、3万 人に1000万を配ることができるのだ。 その話を、日常の世間話でも、ネット上でも言い続けてきたが、 そのたびに「個人にいくばくか配るより、もっと日本全体にメリ ットがあることをするのだ」と言い返されてきた。 東京五輪誘致に尽力してきた人たち、そしてそれに賛成してきた 人たちは、いったい何を夢見てきたのだろう。こんな事態を全く 予想できなかったのか?こんな五輪で誰が得をするか?こんな五 輪で満足か? 今となっては、可能な範囲で最善を尽くすしかないだろうが…。

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東京五輪の会場移転

東京五輪の会場移転の話でかまびすしい。普通に考えれば移転は 順当なんだろうけど、決め方が悪すぎる。私は決して小池知事の 支持者ではない(自分が東京都民だったら多分投票していない) が、彼女が激昂するのも当たり前のように思う。 単純に、本当に単純に、発表前によく説明してわかってもらえば 八方丸くおさまったのに。それだけなのに。 自分の知らぬところでどんどん話が進んで、「こんな風に決まっ たから従え」「費用は東京都持ちで」というのでは、知事だけで なく、都民の多くも納得できないのではないか。(自分が都民だ ったら間違いなく怒り狂っている) 小池知事側も「北方領土でやったらいかが」などと笑えない冗談 を言ってるのではなしに、「移転は認める」「但し移転に伴う費 用は一切負担しない」「東京都内でやるのなら暑さ対策に出す費 用はあるが」と言えばいいのだ。まあおそらくは、半々とかそれ に近い形で手を打つことになるだろうが。 予想される経費が340億というのは小さくないね。

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皇室バッシング

週刊新潮、文春にそれぞれ違う切り口で皇室バッシング記事が 載っていた。(女性週刊誌の頻度はこの二誌の比じゃないが。) どちらも立ち読みの斜め読みだが、私の感覚では目くじらを立 てるような内容でないことで皇族たちを叩いている。こういう 記事を書く出版社も、こういう記事を支持する読者も、そんな 行為をすればするほど、一部で起死回生の一手のように言われ ている「旧皇族の復帰」が遠のくということをわかっていない のだな。 だってそうだろう?せっかく今は一般人としての自由を満喫し ているのに、皇族に復帰したとたんにちょっとしたことですぐ 非難ごうごうあびるなんて、誰が進んでなるものか。その分、 一般人にはない贅沢ができるという人がいるが、これほど窮屈 な立場におかれるのなら、ちょっとやそっとの贅沢では割が合 わないぞ。そもそも贅沢というものは、それを楽しむだけの自 由がなくては意味がないのじゃないか。 皇族たちをバッシングしている人たちは、今の天皇や皇族たち にダメ出ししてそれからどうしようというの? もっとふさわしい人にすげかえる? ネット上でダメよばわりされていない悠仁親王にしろ旧皇族に しろ、皇族として未知数だというだけで、正体を見たらもっと ダメダメって可能性もあるのだよ。何より、そうまでして維持 しなければならないものなのか。 封建時代には、天皇は人であっても神のように扱われていた。 それが今、天皇も皇族もわれわれ庶民と何も変わらない人…

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地球温暖化(3)

グレタ・トゥーンベリさんの主張は、正論なだけに反論しに くい。特に、リベラルに多い環境保護派は、一部がすっかり 自分たちの主張とかぶるだけに反論できないだろう。一方で、 保守に多い原発推進派も、自分らが地球温暖化を口実にして、 火力のようにCO2を出さない原発を増やそうというロジッ クなだけに、これまた反論できないときている。 現在のところ、グレタさんとその仲間たちの主張は、地球温 暖化に限定されているが、地球規模での喫緊の課題は他にも ある。プラスチックゴミ問題しかり、前述の原発問題しかり、 地域紛争しかり。だからといって彼らの主張に価値がないこ とには決してならないが、そればかりにとらわれてもいけな いと、私は思う。 アメリカのトランプ大統領が彼女に対して、「途上国の人た ちもスウェーデンの人たち並みの文化的暮らしがしたいんだ よ」と言ったらしいが、それはそれで一つの真理かもしれな いが、温暖化阻止にまるで非協力的な貴方にそんなことを言 う資格はないと言ってやりたい。「トランプがいいこと言っ た!」とはやしたてるネット上の有象無象たちも同じだ。 これは私の素人考えだが、温暖化阻止を地球規模で行おうと 思ったら、ずるいようだが現在の途上国の人たちには、現在 の先進国並みのぜいたくは望みえないと思ってもらうしかな いと思う。無論、先進国の人たちは、途上国の人たち以上に 我慢を強いられる必要があるだろうが。 これはアニメ作家の宮崎駿の…

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地球温暖化(2)

かって、薬害エイズ事件が騒ぎになった頃、漫画家の小林 よしのりが「ゴーマニズム宣言」で被害者たちを応援して いた。私も、それを読んではずいぶんと共感したものだ。 特に、被害者たちが勝訴を得たくだりには感動した。 しかし、それ以降も、被害者たちや支援する学生たちが政 治的活動を続けて行くことに対して、「日常に戻れ!」と 小林よしのりは言い始め、単行本まるまる一冊分で彼らを 批判していた。その頃の私は「さんざんあおっておいて、 今さら何言ってるんだこのおやじは」とばかりに、反発を 感じたものだが。 グレタ・トゥーンベリさんと、彼女を支援する若者たちを みて、そのことが思い出された。前回も言ったように、彼 ら彼女らは大人たちを非難する資格はある。だけど、それ だけでいいはずはない。そのことは、ぜひともわかってほ しいものだ。 グレタさんは高校生だという。彼女も、その仲間たちも、 まずは日常に戻って学生の本分である学業に励んでほしい。 そして、理系を志すなら「地球温暖化を阻止する研究」を、 文系を志すなら「温暖化阻止を実現するための政治的、法 的支援」を、進めて行ってほしいと思う。それこそいろい ろな要素があって、何十万、何百万の力を合わせないと出 来ないことだとは思うが。

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地球温暖化

グレタ・トゥーンベリ女史の活動や発言には、正直、敬意を 表している。彼女の主張も怒りも、純粋な正義感からきてお り、多くの支持を集めるのも理解できる。「この地球上に温 暖化などない」と言い切れる人間以外は、彼女に対して真っ 向から反論はできないだろう。 ただその一方で、ネット上で彼女に対して距離を置く論調が 目立つことに、ほっとしている自分がいる。国外の書き込み と比較したわけではないが、日本では特にその傾向が強いよ うに思えた。 現在のところ、彼女の主張は「CO2による地球温暖化」の ワンイシューであるが、一見すると何もしない大人たちを非 難するだけのように見える。確かに、現状に至った責任は大 人たちにある。私も、小市民ではあるが年配の大人であり、 責任の一端はあるだろう。 しかし、非難するだけでは子供のおねだりと言われても仕方 ないのではないか。稚拙でも多少的外れでもよいから、何ら かの提案をして、なぜこうしないのか、少なくとも自分たち はこうしているぞ、と詰問するなら話はわかる。 一部で指摘されていることだが、CO2をなくそうとしたら 発電形態は火力より原子力ということになってしまわないか。 そして日本のような地域で原発を作れば、ひとたび大震災が おきたとき温暖化とはまた別の深刻な事態を招くということ も、厳然たる事実である。(私は、温暖化も何とかしたいと は思うが、それ以上に日本の原発を無くしていきたいと思っ ている。) …

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元号が変わった(4)

あれほど大騒ぎした令和への改号も、今ではほとんど騒がれなくなった。 何をやっても「平成最後」「令和初」、私のように元号に消極的な人間が いるかと思えば、こんなに立派な元号をどうして理解できないと保守系論 客に諭される始末だった。そんな人たちも、今では何もなかったかのよう だ。お祭り騒ぎだったのは、改号前後一月くらいじゃなかったか。 まあ一つには、れいわ新撰組の登場があるのだろうな。あまり「令和!」 「令和!」と口にすれば、お前は山本太郎の回しものかと言われかねない からな。それでもって、れいわ新撰組は少なくとも保守ではないから余計 に支持者と思われたくないのだろうな。 10月22日の正殿の儀も、政府やマスコミは必死で盛り上げようとするだろ うが、大多数の国民にとっては「代替わりの話まだやんの?」てな感じの ように思う。

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どうしてこんなに潔さがないのか(2)

防衛省は、イージスアショアの候補地調査をやり直すと言う。 「いったん白紙に戻して」ということなんだろうか(報道を 見る限りそんな感じはしないが)。今度こそ正確な調査をし て正確なデータでもって、新屋が最適地であるということを 科学的に証明した資料で説明するのだろうか。 はじめから悪い予想はしたくないが、根拠を示さずに金銭や 脅しでゴリ押しするというなら、私は断じて現政権を支持し ない(イージスアショアの必要性とはまた別次元の問題だ)。 また、ネット上のあちこちで「年金だけで暮らせるはずがな く、2000万くらいの資金がなければやっていけないことはと っくにわかっていたじゃないか」という論調を目にする。 だったら、だったらなぜ正しいことを主張している報告書を なかったことにするのか。 なぜ「安心ということにかわりはない」と誰も信用しそうも ないきれいごとを言うのか。そんなに年金政策の失敗を認め たくないのか。 何度も言うが、国民主権の民主主義であるならば、およそど んな状況であっても国民には真実を語るべきだ。納得できる 根拠を示し、自分たちの失敗を謙虚に謝罪し、これからの方 針を示すならば、多くの国民はきっと理解を示すはずだ。そ れくらいのリテラシーは十分にあると私は思っている。 そこまでやって、それでも大多数の国民が理解を示さずバカ な選択をするというなら、国が滅んでも仕方がないと私は思 う。

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どうしてこんなに潔さがないのか

「老後は年金だけでなく2000万円の資金が必要」問題にしても、 「イージスアショア秋田配備の説明会での不手際」にしても、 どうして現政権、現政府は潔さがないのだろう。 なぜ言い逃れをしようとする? 正論ならそのまま国民に釈明すべきではないのか。 その上で「日本という国を成立させるためには、どうしても必要なのでわかって ほしい」と説けばいい。 もちろん「こうせざるを得ない事態になって申し訳ない」と一言あるべきだが。 正しいことを、根拠も含めてわかりやすく説明すれば、少なくとも良識ある国民 たちは「誠実な政権だ」「信用してよさそうだ」と受け止めるだろう。 正しいと思うことを実行するのにどうしてごまかし、ごまかしで進めようとする のだ。 正論を言えば国民が反発する?国が滅ぶ? それは説明が足りないとしかいいようがない。日本人の知的水準は諸外国と比べ てもかなり高いのだ。きっちり明確な根拠を示して根気よく説明するなら納得す るはずだ。 無論、前者では最低賃金を上げるなど低所得者層への救済策の追加、後者は税金 で住宅や学校を移転させるぐらいのことはしなければならないだろう。 極論すれば、民主主義社会は、国民が滅亡を選ぶなら滅亡するしかないのだ。

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桜田前五輪相の失言

今度は、桜田前五輪相の失言が物議をかもしている。 これについてもネット上でかなりの論争がされているが、個人的には丸山議員の 発言などよりずっと問題は小さいと思う。批判されても仕方のない発言だとは思 うが、野党の糾弾の仕方はちょっと過剰反応のように思えたし、擁護する人たち の気持ちもわからなくはない。少子化が深刻な問題であることは確かなのだ。 だけどこれ、上から目線ではなくお願いベースだからいい、というものではない。 3年前の大阪の校長発言と同じで、主旨が正論かどうかが問題なのでもない。 この問題についていろいろな人が発言しているが、自分としてはぜんじろう氏の 「子供を3人以上産むよう言ってくる舅・姑がいたら、結婚そのものをしたがら なくなるんじゃないか」という意見が一番しっくりした。 どこかの掲示板では、「竹やりでB-29を落とせ、と言っているようなものだ」と 言っている人もいた。 なぜ少子化が進んでいるかは、経済的、社会情勢的な問題が複雑にからんで解決 が難しくなっているのだが、桜田氏もせめて、 「ここにいる皆さんの子供たち、孫たちに対しては、3人以上子供を作ってほし いが何が問題で作れないのかを聞いて、お金が足りないなら援助してあげて、育 児にあてる時間が足りないなら育児をかわってあげるなどして、3人以上子供が もてるように協力してあげてほしい。」 これなら賞賛こそされ誰にも批判されるようなことはなかっただろう。

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領土奪還は戦争で?

丸山穂高議員の発言は良くない。これは私のような一介の庶民でも言いきれる。 私がまず第一に感じたのは、親子以上の年齢差のある人に対する礼儀と遠慮の なさだ。仮にも戦争を実体験し、その恐ろしさが身にしみている人に対して、 何ということを聞くのか。戦争をすれば同じ境遇の人が増えるのだぞ。 戦争のことを口にするなら、そのような人の深い心の傷に配慮して、戦争は最 悪の選択という認識のもとで、穏やかに話をすべきなのだ。「戦争しないとど うしようもなくないですか」とは何事か。誰がどう聞いても、「そうだね戦争 して取り返すしかないね」と言わそうとしているとしか思えないではないか。 現実には、今も世界のあちこちで、戦争により取った(取られた)領土が多数 あるだろう。だが「戦争で取り返すしかない」と考えるなら、それは怨嗟の再 生産にしかならない。もどかしいほどに時間がかかるかもしれないが、戦争以 外の手段で解決を図るべきなのだ。 彼が後日口にしている「言論の自由」とか「戦争を議論できない状況でいいの か」というのは、それ自体が正論だったとしても、自分の行為に対する言い訳 としては全くの的外れだ。

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元号が変わった(3)

今後の皇位継承について、新聞等でも問題提起の記事が目立ってきた。 ネットではすでにさんざん語られている内容ではあるが、大きく分けて女系天皇を 認めるか、旧皇族男系男子を復帰させるかの二つしかない。(国際的に軽べつされ る側室制度の復活はないと言っていいだろう。) アンケートの結果は女系天皇容認が圧倒的に多いが、安倍政権を支持する保守派に は反対派が根強く、自分たちへの支持を減らし激しい国内対立を招いてまで現政権 がゴリ押しするとは思えない。 そうなると、保守派論客の多くが主張してやまない旧皇族の復帰が浮かび上がるわ けだが、離脱の際は11宮家あった旧皇族も若い男系男子は数が少ないようである し、不自由な境遇になる割にはメリットの少ない皇族復帰を承諾するかどうかはは なはだ疑問だ。言うまでもないことだが、われわれ庶民と同じ権利を有している彼 らに、断じて復帰を強制することはできない。復帰したとしても、一人か二人なの ではないか。 漫画家の小林よしのりが「旧皇族を復帰させたら、一般国民だった頃のはずかしい 所業があばかれたりするのじゃないか。例えばAVをレンタルしていたとか。」な どと漫画に描いている。まあAV観賞くらいは大目に見る向きも多いかと思うが、 皇族をバッシングしている連中の不寛容さをみれば、徹底糾弾されるような所業の 一つや二つは誰であっても出てくるのではないか。 私個人の意見だが、皇族になるのであれば、少なくとも公の場で特定の個人・団体…

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