ゴーン容疑者日本脱出(2)


この事件において、切り分けて考えないといけないのは、

 ①日本では、容疑者の人権が軽視された取り調べがある
 
 ②(たとえ①の事実があったとしても)
  ゴーン容疑者のとった行動は違法であり、不正である

ということである。

今回は、①に我慢ならなくなった容疑者が、②を実行できるだけ
の財力と人脈を持っていたということだ。

おそらくほとんどの人間は、①に憤慨しながらも受け入れるしか
なかっただろう。何より、現政権に遠い・近い、あるいは官公職
についていて地位が高い・低いで、素人目にも扱いが違うとなれ
ば、お世辞にも公正であるとは言えないだろう。

「法の下で平等」であるはずが、ぞんざいに扱われた身になって
考えれば、今回のゴーン容疑者の逃亡に喝采を送りたくなる気持
ちもよくわかる。日本はこの部分を何が何でも是正すべきである。

ただし、それはそれとして…。

ゴーン容疑者の逃亡が②である以上、日本側があらゆる手段をと
って身柄引き渡しの実現を図るのは当然のことである。
すでに、ICPOが日本の要請を受けてレバノンに働きかけていると
いうから、今後の展開を見ていく必要があるだろう。ここで正義
が実現されないのであれば、レバノンは国際的に孤立し、ゴーン
容疑者もレバノンから一歩も出られない状況に追い込まれるだろ
う。

私が何より心配なのは、日本国内における①の是正である。
ただ単に、容疑者の拘束をもっと厳しくするだけになってしまう
としたら、日本はよけいに「司法暗黒の国」となるだろう。

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