元号が変わる(6)


前回も触れたが、週刊現代に「愛子内親王のお相手に旧皇族男系男子はどうか」
という記事があった。要するに、将来的に悠仁親王が即位したとして、生まれ
る子供が女子ばかりだったらどうするのか、という話である。

しかし、記事によると、旧皇族11宮家で二十代以下の男子はたった6名しか
いないという。しかも、うち半分くらいは小学生以下だそうだから、愛子内親
王の相手にはならないだろう。候補が二、三人しかいないのだったら、本人た
ちの意思もあるし、まずまとまらないのではないか。この手の問題は、前時代
的に強制したところでうまくいくはずがないのだ。
加えて、これも前に述べたが、今ある自由を捨ててまで皇室の安定に貢献した
いと考える殊勝な人が、たとえ旧皇族といえどそうそういるとは思えない。

私は天皇制廃止論者だが、大半の人たちが現状維持を望んでいるということは
認識しているし、多大な軋轢を生んでまでごり押ししたいとは思っていない。
そんなだから、私は女系天皇論にも与しない。男系継承の伝統を重要視する人
は未だに多いし、大相撲の土俵が女人禁制であるように、言ってしまえば理屈
ではないのである。(女系を認めてしまうと、継承が安定してしまうというこ
ともあるにはあるが。)

個人的には、自然消滅が一番いいかな、と思っている。
たとえ旧皇族の何人かを復帰させたところで、側室もとらず皇族をささえる公
家たちもいない今、男系にこだわる限りはいつか必ず先細りになるから。

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