教育勅語


「教育勅語には、至極まっとうなことが書かれている」
「教育勅語の精神は、取り戻すべきだ」

森友問題ではからずもクローズアップされた教育勅語だが、上記の意見に
「すべてではなく」という条件付きで私も賛成である。特に「友愛」「孝
行」などは人間として普遍的なテーマであろう。

対して「教育勅語はよくない」との声もある。その意見はほとんど「国家
の一大事のときには天皇のために命を捧げなさい」の部分に集約される。
この部分が今の日本に合っていないということに私も同感である。

であればだ、今の日本に合わせた「教育勅語現代版」を作ればよいのでは
ないか。「皇祖」とか「臣民」とかいう部分をカットし、国民が主権者で
あることを前面に出すのであれば誰も文句のつけようのない道徳規範がで
きあがるのではないか。

教育勅語を賞賛する人たちは、決してそれを言わないしやろうともしない。
下司のかんぐりだが、そういう人たちの多くは、戦前の天皇中心体制こそ
がまっとうであり取り戻すべきことだと考えているのじゃないのか。

そういうことを表だって言わない(本心を隠す)というのは、ずいぶんと
潔くないのじゃないか。

私はもちろん反対だが、現代日本はそういう主張も許される自由国家だし、
大多数の人が賛同するのであればそういう国にすることだって可能だろう。

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